2021 September 19th
朝と晩は少しずつ涼しくなっている今日この頃ですね。月がきれいな9月からは、朗読教室で昔話の「月のうさぎ」に取り組む予定です。そこで、Coco NailのHisako先生に、ネイルデザインも月とうさぎを描いてもらいました。
最初は月とうさぎをお願いしました。そしたら、さらに「とんぼ」もササっと描いてくれたのです。
ところで、お月様にどうしてうさぎがいると言われているのでしょうか?
「昔々、うさぎとさるときつねが山の中に暮らしていました。
ある日、三匹は、道ばたに空腹のおじいさんが倒れているので出くわします。
さるは木の実を取り、きつねは魚を捕まえておじいさんに渡しました。
ところが、うさぎは何も食べ物を見つけることができません。おじいさんのために、うさぎは自らたき火に飛び込んで食べてもらおうとしたのです。おおやけどをして自分の命をを差し出したうさぎを、おじいさんは抱き上げます。おじいさんは実は、神様だったのです。
「うさぎよ、なんと尊い心をもっているのだ。お前を月に住まわせよう。」と言い、月の世界でしあわせに暮らしたそうです。そのようなお話から、月にうさぎが暮らすようになったと言われるようになったとか。。。」
自分の命を人のために捧げたうさぎ。そんな物語を思いながら、月を眺めてみるのもいいかもしれません。