2020 August 10th
国立博物館 平成館で開催されている特別展 きものに行ってきました。
朝一番の時間に予約していきましたが、会場に入るまでに、検温・手指の消毒があり、
入館時には背中を汗が流れます。
音声ガイドプログラムを借りて進むと、作品の歴史や技法などがよく分かります。(¥600)

小袿(こうちぎ)が始まり、モードの誕生として国宝「観楓図屏風(かんぶうずびょうぶ) 狩野秀頼筆」が
展示されています。この作品は国宝。見応えのある素晴らしさで、しばらくガラスの前から動きたくないほどでした。
(撮影禁止のため、ポストカードでどうそ。)

次に、京モード、江戸モードと豪華絢爛な染めと織りの世界に入ります。
中でも、篤姫所用の小袖は、雪、雀、竹が描かれていて、篤姫様の心が語りかけてくるようです。

「男の美学」のスペースになると、音声ガイドのBGMもワクワクする感じになり、織田信長と豊臣秀吉所用の陣羽織があり、かっこよくも機能的な衣装に多くの男性も立ち止まってご覧になっていました。
時代は、明治・大正・昭和初期になり、おはしおりをして着用するようになります。
ジョーゼット生地の着物、絽の豪華な振袖、銘仙など、当時のファッションの力強さが伝わってきます。
現在の作品として、岡本太郎原案のTAROTきものやYOSHIKIMONOのドレス風の着こなしなどもあり、
着物の奥深くも、今に通じる展示を楽しませて頂きました、
朝は、女性で着物姿は私だけでしたが、昼前には絽や浴衣姿の女性も会場に詰めかけ、
やはり着物姿はいいな、と感じました。今年は、お祭りやイベントはほとんどキャンセルとなりましたが、
身にまとうと気持ちがしゃんとします。イベントなくても普段に着ましょう!
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