2020 June 28th
下北沢のたんす屋さんが閉店セールとのことで、出かけてきました。
こちらのお店では、裄(ゆき)の長い着物や珍しい作品との出会いがあったのでさみしくなりますが、
銀座店でリニューアルとのことで、安心しました。
さて、リメイク用に買ったのが、さらりとした肌触り縞の単衣です。
素材は絹(シルク)で、薄く、手縫いに向いているような感じだったので決めました!


日本手ぬい普及協会 代表の高橋恵美子先生が考案された「ほどかずリメイク」の方法で、
脇はほどかず、衿とおくみを外して、袖を切るとワンピースの形になるという画期的なアイデアです。
リメイクはビギナーのため、肩線や後ろ中心にマスキングテープで目印を付けています。
布によっては、表か裏かも分からなくなって「あれ?どっちが裏?」とあせることもあるので、
私は目印を貼っておくと分かりやすいです。


出来上がりを着てみた写真です。
着物の打ち合わせ部分を縫ったら、その部分は背中にきます。
最初に外したおくみから切った長方形の布を、衿として付けて完成!
ウエストには、ベルト代わりに帯締めを使っています。
帯締めは、締めると、ぐっと気合いも入るから不思議です。
カーディガンやジャケットを羽織ると、オフィスでもだれも着物だと分からないような
モダンな感じになりますね。
洋服と見せかけて、「実は着物よ、フフフ♡」と仕事に励んでいますよ。
*高橋恵美子先生の本の紹介です。
「決定版 かんたん、素敵 手ぬいで着物リメイク」(西東社)
今は、スカートやチュニックを作っています。出来たらご紹介しますので、どうぞお楽しみに!